酵素ダイエットでは、どのようなことに気をつけると効果的にダイエットできるのでしょうか。酵素ダイエット中の食事では、意識する7つのポイントがあります。このポイントを意識すれば、自然と痩せ体質になることができます。

食事の量は腹八分

食事では、いつも腹八分を心がけましょう。満腹になるまで食べると、消化酵素を大量に使ってしまうためです。

例えば、満腹になるまで食べたときを思い出してみましょう。満腹のとき、次の食事のときにお腹は減っていたでしょうか?

私の場合、お昼の12時ころに満腹になるまで食べてしまうと、夜の6~7時になってもあまりお腹は空きません。それでも「夕ご飯の時間だから」と、お腹が空いていなくても1食残さず食べていました。

お腹が空いていないのに食べていれば、当然余ったエネルギーが少しずつ脂肪に蓄えられます。その結果、体はどんどん太っていきます。

次の食事のときには、お腹を空かせて美味しくご飯をいただけるようにしましょう。そのために、食事の量はいつも腹八分を意識します。

生の野菜とフルーツを3食たっぷりとる

酵素がたっぷり含まれている野菜とフルーツを、生のまま毎食たっぷりとりましょう。生の食材に含まれる酵素が、食材の消化を助けてくれます。

酵素栄養学では、1日が3つのリズムに分かれており、リズムに合った食べ方があります。

午前4:00~昼12:00は排泄タイム

睡眠中に体に溜まった毒素や老廃物を、体の外へ出す働きが高い時間帯が午前中です。スムーズに毒素や老廃物を排出できるように、朝食は生の食材だけをとるようにしましょう。

例えば、朝は生の野菜やフルーツを使って、ジュースやスムージーにして飲むと栄養が吸収されやすいです。また、軽めの生野菜サラダもおすすめです。忙しい女性の方であれば、酵素ドリンクがお手軽です。

ジュースやスムージーなどを作ったときは、すぐに飲むようにします。酵素は、空気にふれると時間がたつほどどんどん減ってしまうためです。

昼12:00~午後8:00は栄養補給と消化タイム

昼からは、消化の働きが活発になる時間帯です。昼ごはんでは、炭水化物のご飯やたんぱく質の大豆製品をしっかり食べましょう。このときも、生の野菜やフルーツをとるようにします。

夜ご飯は、生の野菜や果物をたっぷりとって、炭水化物のご飯は軽めにします。さらにたんぱく質は、植物性たんぱく質の大豆製品を、メインのたんぱく源にしましょう。夜になって肉やご飯を食べ過ぎると、食べたものを脂肪として体に蓄えてしまいます。

午後8:00~午前4:00は吸収と代謝タイム

夜の就寝時間中は、お昼の間にとった栄養を吸収し、栄養素を使って身体が代謝作業をする時間帯です。生の食材から酵素をたっぷり摂れば、寝ている間に新陳代謝が活発に働きます。

新陳代謝の働きを高めるために、眠る3時間前には食べ終えるようにします。就寝前まで食べていると、消化作業に酵素がとられてしまい、代謝の働きが低下します。

このように、1日の体のリズムに合わせた痩せる食べ方を意識しましょう。

色の濃い、旬の野菜を選ぶ

野菜は色が濃く、旬のものをたくさんの種類食べましょう。野菜を選ぶとき、値段や使いやすさなどで、つい同じ食材ばかりを選んでしまいがちです。

しかし、色の濃い野菜には、緑黄色野菜が多く栄養がたっぷり詰まっています。また、野菜は旬のときが一番栄養価が高く美味しいときです。

野菜は生のものだけを食べるのではなく、加熱した野菜もたくさん食べましょう。火を通すことで栄養素が増えたり、噛んだだけでは壊れない細胞膜から出る栄養素をとったりできます。

また、加熱調理により野菜は消化がよくなります。さらに、野菜の水分が抜けて食べられる量が増えます。その結果、食物繊維をたくさんとれるため便秘予防になります。

1日の野菜をとる目安は、400~500g以上です。半分以上は生野菜を食べて、残りの量は加熱した野菜を食べるようにします。

海藻・きのこ・発酵食品を食事に加える

食事に海藻やきのこ、発酵食品を加えると、より酵素の効果を上げられます。海藻やきのこに含まれる食物繊維と、発酵食品の乳酸菌が善玉菌のエサになって、腸内環境を整えます。

例えば、乾燥わかめを温かいスープに入れたり、水で戻してサラダにのせたりできます。めかぶやもずくを納豆やとろろに混ぜるだけで一品になります。

また、キムチと納豆をあわせると乳酸菌の最強ペアになります。以下の写真は、実際に私が作っているキムチ納豆です。

キムチ納豆にしょうがのすりおろしを加えれば、キムチとしょうがの効果で納豆の味や匂いがやわらぎます。そのため、キムチ納豆は納豆が苦手な方でも食べやすい食べ方です。さらにすりごまをたっぷりのせれば、栄養満点でキムチの辛味を抑えてくれます。

腸内環境が整えば、栄養の吸収や毒素の排出といった代謝の働きが高まります。海藻や発酵食品は、料理の時間をとるのが難しいダイエット中の女性におすすめのお手軽食材です。

和食中心の食事にする

酵素ダイエットでは、和食を意識した食事内容にします。和食には、野菜や海藻、豆、発酵食品を使った料理が多いためです。

洋食では、カレーやスパゲッティなど一品料理が多いです。一品料理では、野菜類が少なく小麦粉やご飯、油といった炭水化物や油脂類ばかりで栄養がかたよりやすくなります。

また、洋食ではハンバーグやステーキといった動物性たんぱく質が多くなってしまいがちです。これら、炭水化物や動物性たんぱく質・脂肪は酵素を大量に消費する食べ物です。そのため、酵素を使う食材ではなく、酵素を補える生の野菜や果物を加えた和食を意識して選びましょう。

そして、たんぱく質は植物性たんぱく質から摂るようにします。植物性たんぱく質は、納豆や豆腐、豆乳といった大豆製品に多く含まれます。大豆に足りないといわれている栄養素も、お米を食べることで補えます。

ただ、肉や魚から摂ることのできる栄養素もあります。このときは、1週間のうち肉であれば100~200g、魚であれば200~300g、卵は4個くらいの量を目安に食べるようにしましょう。

また、魚は身体に良い働きをする油を含んでいます。酵素と良い油を摂れるため、魚は刺身で食べることがおすすめです。

炭水化物をとるとき、白米や白い小麦粉製品は避けましょう。ご飯であれば、栄養価が高くやわらかくて消化によい発芽玄米がおすすめです。

ただ、玄米は独特の匂いと味、プチプチとした食感があります。そこで、玄米が苦手な方は、白米に混ぜたり雑穀米と混ぜたりすると食べやすくなります。

私のおすすめは、発芽玄米を炊き込みご飯にすることです。以下の写真は、私が実際に作っている玄米の炊き込みご飯です。

炊飯器で炊くとき、ひじきやこんぶなどとめんつゆを入れて炊き上げます。食物繊維が一緒にとれて美味しく一石二鳥です。

また、パンを選ぶときは白いパンよりライ麦パンや全粒粉(外皮と一緒に挽いた粉)パンなどを、選ぶようにしましょう。

さらに、和食では砂糖を使った料理が多いです。そのときは、白砂糖の代わりにはちみつやメープルシロップ、羅漢果エキス(砂糖の300~400倍の甘みをもつウリ科の植物から作った糖)、アガベシロップ(砂糖1.4~1.6倍の甘さをもつリュウゼツラン科の植物から作った糖)など自然の糖分がすすめです。

これらの炭水化物や糖分は、酵素の消費を抑えます。さらに、これらの炭水化物や糖分は、体内でゆっくり吸収される糖のため太りにくい糖分です。

このように、和食を選ぶことで自然と酵素を節約できて、痩せる食事になります。

スイーツは特別な日に食べる

スイーツは特別な日にいただくようにしましょう。スイーツには、白い砂糖やバター、ショートニングといった脂肪分がたっぷり使われています。そのため、甘いスイーツは酵素を大量に消費してしまいます。

スイーツは酵素不足になるだけではありません。白い砂糖を摂りすぎると、肌のシミやシワ、たるみの原因になります。

実際私は、スイーツが大好きでたくさん食べてきました。30歳を過ぎた頃、一気にシミ、シワ、たるみが現れました。最初は原因が分からず、日焼け止めを塗ったり、ビタミンCを摂ったりしましたが年々ひどくなる一方でした。

食事のバランスには気をつけており、野菜を多くとるように心がけていました。しかし、よく考えてみると生の野菜やフルーツを、あまり食べてこなかったことに私は気が付きました。

しかし、酵素たっぷりの食事を意識するようになれば、酵素の効果はすぐに現れます。私は食事を変えただけで、しつこい目の下のクマが消えてシミが薄くなりました。

スイーツは、美味しくて食べると幸せになれるため、女性には欠かせない食べ物です。しかし、毎日のように安いケーキやお菓子を食べていては、お肌はどんどん汚くなり体重は日に日に増えてしまいます。

そこで、甘いものが食べたくなったときは、フルーツを食べましょう。スイーツよりも低カロリーなうえ、ビタミンやミネラルを摂ることができます。

良い素材を使った高級なスイーツを特別な日に、特別な人と一緒に食べる方が何倍も美味しく幸せにいただけます。美しく痩せるために、スイーツは特別な日にだけ食べるようにしましょう。

良い油を摂る

酵素ダイエットでは質の良い油をとることが大切です。油は、細胞膜や脳の原料になるなど、身体を作るために欠かせない栄養素です。

質の良い油を含む食品は、サバやイワシなどの青魚やエゴマ油、しそ油、くるみやアーモンドといったナッツ類などです。

青魚の油はDHAやEPAといった血液をサラサラにする成分の油です。青魚は刺身でいただくと、良い油と酵素の両方を摂ることができます。

エゴマ油やしそ油、アマニ油などは、体に良い働きをする不飽和脂肪酸のα-リノレン酸が豊富に含まれています。不飽和脂肪酸はとても酸化しやすく、容器に入っていても光に当たるだけで酸化してしまいます。

そこでエゴマ油やしそ油はドレッシングとして使ったり、スープに少量加えたりして生のまま摂るようにします。このとき、エゴマ油やしそ油などを酸化させないために、なるべく早く食べるようにしましょう。

また、ナッツ類にも体に良い油が豊富に含まれています。ナッツ類を選ぶとき、味の付いていない素焼きのものを選びましょう。質の良い油のみを摂ることができます。

健康な細胞を作ってきれいに痩せるために、質の良い油をとることが大切です。

まとめ

酵素ダイエットの効果を上げるためには、7つの食事のポイントを意識することが大切です。そうすることで、体内で作られた酵素が体の内側に働きかけて、新陳代謝を促します。その結果、きれいな肌になって美しく痩せられます。

私が実際にこの7つの食事のポイントを実践したところ、毎日少しずつ体重が落ちていきました。その結果、2週間で体重が2kg減りました。このときは、やつれたり、筋肉量が減ったりということはありません。

肌がきれいになったうえ、私は自然と体重が落ちました。酵素ダイエットは、健康的に痩せたい女性におすすめのダイエット法です。