健康的にダイエットをするために、ビタミンやミネラルといった栄養素を摂ることは欠かせません。栄養のあるものを食べることで、身体はその栄養をきちんと吸収できるようになります。そして、不要なものはすばやく排出され、代謝のよい痩せやすい身体になります。

まんべんなく栄養素をとるには「1日30品目の食材を食べるとよい」といわれています。これは、30種類の食材を食べることで、ヒトの1日に必要な量の栄養を満たすことができるためです。

しかし、毎日忙しい女性の生活の中で、1日30品目もの食材をとり続けるのはとても大変です。さらに、30種類になればどのような食材でも良いわけでもありません。きちんと栄養のある食材を選ぶ必要があります。

そうしたとき、青汁であればコップ1杯で手軽に栄養を補うことができます。青汁には、健康的に痩せるために必要なビタミン、ミネラルが含まれているためです。

今回は、健康的にダイエットをして維持するために効果的な、青汁について確認していきます。

青汁の食物繊維やビタミン、ミネラルはダイエットに欠かせない栄養素

ダイエットをしているとカロリーが気になります。そのため、食事からとる栄養が偏ってしまうことがあります。しかし、健康的に痩せるためには、さまざまな栄養素をしっかりと摂ることが重要です。食材から摂り入れる栄養素が、代謝の良い痩せる身体を作るためです。

青汁には、痩せる身体を作るさまざまな栄養素が含まれています。

青汁の食物繊維が腸を整えて代謝の良い身体にする

青汁に含まれている食物繊維は、腸内環境を整えるために欠かせない栄養素です。食物繊維は、ヒトの胃腸からでる消化液では消化されません。そのため、吸収されずに腸まで進み腸内の善玉菌のエサとなります。

食物繊維は、善玉菌のエサになり善玉菌を増やします。食物繊維を食べた善玉菌は、繁殖率が上がり腸内でさらに数を増やします。その結果、腸内の環境が整います。

例えば、腸内には善玉菌と悪玉菌がいます。善玉菌が多い腸内は酸性に保たれます。酸性の環境下では、悪玉菌は増えることができません。そのため、身体に悪影響のある悪玉菌が出す毒素が作られるのを、抑えることができます。

また、食物繊維は腸のぜん動運動(大腸の粘膜を刺激することで腸の中のうんちを移動させる動き)を活発にして便秘を解消します。これは、食物繊維が腸内を移動するときに大腸を刺激するために起こります。

食物繊維の1つである不溶性食物繊維は、腸の中で水分を吸ってふくらみます。不溶性食物繊維はふくらみながら、一緒に食べたほかの食品をからめとりつつ腸内を移動します。不溶性食物繊維がふくらみながら移動することで、腸に刺激を与えて腸の動きを活発にするのです。

もう1つの水溶性食物繊維は、水に溶けてネバネバになります。水分を含んだこの水溶性食物繊維のネバネバが、米やパンなどの糖質や脂肪分を包み込みます。水溶性食物繊維が包み込むため、太りやすい糖質や脂肪分の吸収が抑えられます。

さらに、水溶性食物繊維の水分を含んだ粘度が、うんちをやわらかくして排出しやすくします。

これら、2種類の食物繊維の働きにより便秘が解消されます。すると、腸内に古いうんちが溜まらなくなり、古いうんちからでる腐敗物質を抑えることができます。

善玉菌が増えて便秘がなくなることにより、体は毒素や腐敗物質といった体に悪いものを吸収しなくなります。そして、腸内環境が良くなり腸の機能が高まります。すると、体は栄養分のみを吸収することができるようになるため、代謝の良い身体になります。

青汁で不足しがちなビタミンを摂り身体の機能を高める

さらに、青汁の原料として使われている植物の葉の部分には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。ビタミンやミネラルといった栄養をバランス良く摂ることは、健康的に痩せるために重要です。

身体に必要な栄養が不足することなく全身に行きわたることで、身体の機能が高まります。その結果、エネルギーを燃やせる身体になります。

例えば、女性が大好きなパンやスイーツなどに多く含まれる炭水化物は、私たちの活動のエネルギー源になります。炭水化物を体内でエネルギーとして使うためには、ビタミンの1種であるビタミンB1が必要です。

ビタミンB1が不足すると、食事から摂った炭水化物をエネルギーとして使えません。

炭水化物に含まれる糖質は、脳の唯一のエネルギー源となります。脳のエネルギー源の糖質が不足すると、脳は身体に正常な指令を出せなくなります。すると、痩せるために重要な役目を持つホルモンが機能しなくなります。

こうした物質には、女性ホルモンやインスリンといった、脂肪や代謝に深い関係のあるホルモンがあります。脳が正常な指示を出せなくなる結果、太りやすくなります。

米やパンなどの炭水化物を、しっかりエネルギーとして使うためにはビタミンB1が欠かせません。

ダイエット中こそ女性に欠かせないカルシウムは青汁で補える

さらに、ダイエット中の女性に不足しがちな栄養素にカルシウムがあります。特にダイエット中の女性は、カルシウムを意識して摂ることが大切です。

骨や歯の成分となるカルシウムは「貯蔵カルシウム」と呼ばれています。カルシウムは、年齢が上がるとともに吸収率が低下していきます。そして、高齢になるとカルシウムを吸収することができなくなります。

そのため、貯蔵できる35歳くらいまでにできるだけ多くカルシウムを摂取して、貯めておく必要があります。

例えば、女性は高齢になると骨粗しょう症(背骨や手足の骨がもろくなり、骨折しやすくなる症状)になりやすくなります。骨粗しょう症は、閉経により女性ホルモンが分泌されなくなるために起こります。

女性ホルモンには、骨の中にカルシウムを貯めておく働きがあります。しかし、閉経により女性ホルモンが分泌されなくなると、骨からカルシウムがどんどん溶け出してしまいます。その結果、骨がもろくなりくしゃみをしただけで骨が折れてしまうことになります。

事実、厚生労働省が行っている国民健康栄養調査によるカルシウム摂取量のデータがあります。このデータによると、平成7年から20年間女性のカルシウム摂取基準量は、1度も基準値に達していません。

もともと、日本食は意識しないとカルシウムが不足しやすい食事です。それに加えて、ダイエット中はカロリーなどが気になるため、栄養が偏った食事になってしまいやすいです。

高齢になってもスタイル良く美しい女性であるために、栄養が偏りがちなダイエット中の女性こそ、カルシウムは重要な栄養素です。

他にも、青汁には女性が健康的に痩せるために必要なビタミン、ミネラルがふんだんに含まれています。ビタミン、ミネラルなどの栄養素は、ある1種類だけを摂れば効くというものではありません。

すべての栄養素は、組み合わさることで大きな力を発揮します。また、栄養素が互いに協力し合うことで、より高い効果を生みます。

代謝のよい身体をつくる青汁の飲み方

では、市販されている青汁にはどのようなものがあるでしょうか。また、どのくらいの量を飲むと効果的なのでしょうか。

1日1~2包の青汁でダイエット中の栄養を手軽に補える

青汁は、製品ごとに特徴が異なります。例えば、通信販売で注文できるものやスーパー、薬局で買える青汁があります。また、粉末状のものや粒状の青汁があります。さらに、青汁に使用している原材料が異なります。

以下に、私が実際に試した粉末タイプの製品を挙げていきます。

・青汁と21種類の野菜

会社名 製品名 主な原材料 特徴
アサヒグループ食品 青汁と21種類の野菜 大麦若葉、野菜果実混合汁(にんじん、りんご等) 21種類の野菜と果物を使用

青汁と21種類の野菜には、21種類もの野菜が入っています。

青汁と21種類の野菜には、カリウムがとても多く含まれています。カリウムには、体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出する働きがあります。しかし、カリウムは調理時の損失が大きい栄養素です。そのため、カリウムは不足しがちな栄養素の1つです。

青汁と21種類の野菜には、1包辺りのカリウムの量が47~132mgと、とても多く含まれています。そのため、普段の食事で野菜が特に不足している方におすすめの青汁です。青汁と21種類の野菜の1日あたりの目安量は1~2包です。

私が実際に試したとき、青汁と21種類の野菜は野菜の味が強く出ていました。そのため、私には苦味が強く感じられました。豆乳に溶かして飲みましたが、やはり苦味が消えませんでした。

・乳酸菌が入った青汁

会社名 製品名 主な原材料 特徴
世田谷自然食品 乳酸菌が入った青汁 大麦若葉、抹茶、クマザサ 植物性乳酸菌入り

乳酸菌が入った青汁は、抹茶風味で飲みやすい青汁です。青汁に乳酸菌が含まれているため、乳酸菌のエサとなる食物繊維との相乗効果を得られやすい製品です。乳酸菌が入った青汁の1日あたりの目安量は1~2包です。

私は、生理前に便秘がちになり体重が2~3kg増えることがあります。生理が終わっても増えたまま体重が戻らないこともあります。

実際に、私は生理前のときに乳酸菌が入った青汁を1日2包ずつ1週間飲みました。飲み始めたときは、便秘になって2日目からです。乳酸菌が入った青汁を飲み始めた次の日にお通じがきました。

飲み始めてから5日目には、1日に何度もお通じがきました。そのため、乳酸菌が入った青汁を1日1包に減らすほど効果がありました。このときの生理後は、体重が増えませんでした。

・ホクトの青汁

会社名 製品名 主な原材料 特徴
ホクト ホクトの青汁 大麦若葉、桑の葉、きのこ、抹茶 ホクトのきのこ配合

ホクトの青汁は、抹茶風味で飲みやすい青汁です。私が実際に試したとき、きのこの味や香りはほとんどしませんでした。ホクトの青汁は食物繊維が多く含まれています。また、カルシウム量が1包あたり22,78mgととても多く含まれています。

そのため、牛乳や魚を食べる機会が少なく、特にカルシウムが不足しがちなダイエット中の女性におすすめです。ホクトの青汁の1日あたりの目安量は1~2包です。

・豆乳風味のまろやかな青汁 葉っぱのミルク

会社名 製品名 主な原材料 特徴
ヤクルトヘルスフーズ 豆乳風味のまろやかな青汁 葉っぱのミルク 豆乳粉末、大麦若葉、発芽玄米、ケール 植物性たんぱく質入り

葉っぱのミルクは豆乳と玄米が入っている青汁です。葉っぱのミルクには、目や皮膚、粘膜に必要なビタミンAが60~492μgと、とても多く含まれています。

また、葉っぱのミルクには豆乳粉末が入っています。そのため、ダイエット時の筋肉作りに必要な、豆乳に含まれるたんぱく質の成分量も多いです。

私が実際に試したとき、青汁の風味は弱く玄米のよい香りがしました。玄米風味のため玄米がお好きな方におすすめの製品です。また、葉っぱのミルクは1日あたりの目安量が1包のため続けやすい青汁です。

健康的にダイエットするために摂取目安量を守ることが大切

青汁に多く含まれている食物繊維は、便秘を解消するなどダイエットに欠かせない栄養素です。しかし、健康的に痩せるためには、青汁の摂取目安量を守ることが大切です。食物繊維は多く摂りすぎると、他の栄養素の吸収を妨げることがあるためです。

また、青汁を一度に大量に摂ったとき、お腹がゆるくなることがあります。これは、食物繊維に腸内のものをからめとって排出する働きがあるためです。

食物繊維にしても、自然のままの野菜や穀物などから食物繊維を摂るときは問題ありません。自然の食物を食べても食物繊維は過剰な量になりにくいためです。

しかし、青汁は健康を補助するために、一部の栄養に重点を置いた食品です。このような食品を摂取したときは、過剰摂取になることがあるため摂取目安量は守りましょう。

また、青汁は食品です。一度にたくさん飲んだからといって、すぐ便秘が解消したりすぐ痩せたりするものではありません。

青汁はダイエット中の不足しがちな栄養を補うことで、ダイエットの効果を高めます。そして、青汁を飲み続けることで、段々と痩せやすい体質になる助けになります。

青汁には、ダイエット中に意識して摂りたい栄養がギュッと詰まっています。

忙しい女性の食事は外食やコンビニ、スーパーのお弁当になってしまうことが多いかもしれません。そのような食事は、ビタミン、ミネラルなどが不足しがちになります。すると、健康的に痩せることは難しいです。そのようなときに、手軽にビタミンやミネラルなどの栄養を青汁でとることができます。

例えば、青汁をお茶代わりにして飲むと簡単に栄養を摂ることができます。また、スープに青汁を加えてもおいしいです。私が気に入っているのは青汁豆乳です。抹茶オレのようでとても美味しいです。

上記の写真は、実際に私が飲んでいる青汁豆乳です。味がまろやかになるため、青汁の味が苦手な方におすすめです。また、青汁に加える豆乳を牛乳に変えたり、はちみつを入れたりしても美味しいです。

例えば、夜に小腹が空いたときやおやつの代わりに青汁豆乳はおすすめです。そのときは、青汁豆乳をホットにしていただくと満足感がアップします。

栄養たっぷりの青汁を飲むと、代謝の良い体を作る助けになります。青汁のお気に入りの飲み方を見つけて、美味しくダイエットに役立てましょう。